コロナ速報

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やはりあった!! SNS上で新型コロナを利用した闇バイトが登場

新型コロナウイルスの感染拡大で企業の業績が悪化するなどして解雇や雇い止めが相次ぐ中、SNS上で仕事を求める書き込みをすると振り込め詐欺などの“闇バイト”に勧誘される事態が相次いでいることがわかった

厚生労働省によると、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、企業の業績が悪化するなどして解雇や雇い止めになった人は、見込みも含めて今月6日までのおよそ2か月間で1473人に上っている。

こうした中、ツイッターなどのSNS上では、生活が困窮し仕事を求める書き込みをすると振り込め詐欺などに加担する“闇バイト”に勧誘される事態が相次いでいることがわかりました。

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一つの例としてはこのような話がある。感染拡大で繁華街から客足が遠のき、営んでいた店を閉めざるを得なくなり、追い込まれて、ツイッターで「仕事がほしい」と投稿したところ、すぐに「仕事をやらないか」という返信が数十件ほど届いたという。

しかし仕事の内容を確認してみると、振り込め詐欺で高齢者の家を訪れて現金をだまし取る「受け子」など、犯罪に勧誘するものばかりだったということです。

SNSを通じて直接仕事を探すことは非常に便利ではあるが、このような混乱時期に、すぐに仕事が欲しいという人々の不安につけ込んだ違法な労働に巻き込まれる可能性は大いに高いと言える。

 

 

闇バイトの内容とは

お年寄りから金をだまし取る振り込め詐欺の「受け子」や「出し子」、違法薬物などを指定された場所に運ぶ「運び屋」、違法な口座の売買がほとんどだという。

この闇バイトを募集している男性によると、過去の災害の時よりも仕事を失い“闇バイト”に頼る人が多いと感じるとして、「コロナの影響は全国規模なので震災の時よりひどい印象を受ける。日払いで食いつないでいた人、交通費もない、相当、金に困ってる人が多い印象だ」と話す。
さらに、“闇バイト”を募集している別の人物は「過去の災害でも詐欺などが増えるのは少し事態が落ち着いた後で、コロナに関しても今はピークではなくもう少し後にさらに増えるだろう」と、犯罪への勧誘はさらに進む傾向にあるという。

 

先行き不透明なウイルス、しかも災害とは違って被害の終わりは見えない。これからも世界規模でウイルスによる経済的な損傷は避けて通れないだろう。今後もこういった闇バイトが増え、暗澹とした未来になっていくのかもしれない。

 

 

まずはハローワークや総合労働相談コーナーなど支援窓口に相談